一日の疲れ、お風呂時間にほぐそう

 

 

一日の疲れを癒してくれるお風呂。

入浴は筋肉のこわばりをほぐして疲労回復を手助けしてくれる良い習慣ですが、日々のデスクワークや勉強などでカチコチに固まってしまった筋肉は、ただじっとお湯に浸かっているだけではなかなかほぐれなかったりします。

この記事を読んでいる方の中にも、毎日お湯に浸かっているのになかなか体の疲れがとれない方や、お湯の中でじっとしているのが苦手で長くお風呂に入っていられない方もいるのではないでしょうか？

 

そんな方におすすめなのが、お風呂に入りながら簡単なストレッチをすることです。

 

 

お湯に浸かりながら行うことで筋肉が伸びやすくなってストレッチの疲労回復効果もより増しますし、これまでただお湯に浸かっているだけだった時間をさらに有意義に使えるようになりますよ。

入浴ストレッチは、お風呂でじっとしているのが苦手な方や毎日お疲れの方にも、日々の習慣として取り入れやすく続けやすいのではないでしょうか。

 

今回は、お風呂に入りながらでもできる簡単ストレッチを５つご紹介します。

 

 

ストレッチを始める前に

 

 

お風呂ストレッチを始める前に、いくつか注意事項があります。

 

ストレッチをする場合、どうしてもいつもより長時間お湯に浸かっていることも多くなるため代謝が上がって汗をかきやすくなり、脱水症状を起こしたりのぼせたりする危険があります。

 

ストレッチをする際はぬるめの温度のお湯で、動作はゆっくりと行いましょう。

 

 

お風呂でできる簡単ストレッチ５選

 

それでは、お湯に浸かりながら肩から足首までをほぐせる簡単な５つのストレッチをご紹介します。

5つのストレッチで全身をほぐしたり、気になる部位を選んでじっくり伸ばしてみたり、その日の体調や気分に応じて行ってみてくださいね。

 

肩のストレッチ

１．両手をそれぞれの肩に添える

２．大きくゆっくりとひじを前に５回ほど回す。このとき、肩甲骨を擦り合わせるように回すと効果的。

 

３．今度はひじを後ろに向かって５回ほどゆっくり回す。

 

 

首のストレッチ

１．両手を頭の後ろで組む。

 

２．下を向き、手の重みで首の後ろを伸ばす。

 

３．余裕があれば、その状態のまま左右にゆっくり首をゆらすと、より伸びが深まります。

 

 

お腹のストレッチ

１．左右の膝をぴったりとつけた状態で、体育座りの姿勢になる。

 

２．両手はおしりの後ろ側の浴槽につける。

 

３．腹筋を意識しながら、体を左右にひねる。

４．余裕があれば、おしりを浴槽から浮かせたり、上半身と下半身を逆方向にひねる。

 

 

腰のストレッチ

１．浴槽の壁を向き、浴槽のふちに両腕をかけて体を支える。

 

２．膝は自然に曲げて、下の画像のように徐々に腰をそらしてお腹を伸ばす。

３．気持ちがいい程度の場所でキープし、ゆっくり深呼吸する。

 

 

膝のストレッチ

１．湯船の中で正座をする

 

２．正座した状態で数十秒間キープ。

 

※すでに膝に痛みがある人は、つま先を立てた状態で正座にチャレンジしてみてください。

 

 

足首のストレッチ

１．湯船の中で両膝を曲げ、両足首をつかむ。

 

２．内回し、外回しをそれぞれ数回繰り返す。

 

３．足をまっすぐ延ばして浴槽の壁に足の裏をぴったりつけて、アキレス腱を伸ばす。

 

 

さいごに

入浴中のストレッチは疲労回復に効果的なうえ、基礎代謝をあげて体を太りにくい体質に改善したりお風呂上がりの寝つきがよくなる効果も期待できます。

お風呂ストレッチ、この機会にぜひ試してみてくださいね。

 

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