大分県は美食の宝庫　～関アジ関サバとは～

 

関アジ関サバとは

豊後水道でとれ、特別な釣り方（1本釣り）・処理がほどこされた大分県でしか味わえないマアジとサバのこと

 

食事が美味しいと評判の大分県。

豊かな海の幸、山の幸に恵まれた大分県の中でも、全国で特に有名なブランド食材といえば、

関あじ・関さばです。

 

 

関あじや関さばという名前は聞いたことあるけれど、普通のアジやサバと何が違うのか

いまいちわからない、という方も多いのではないでしょうか？

 

今回はそんな、謎に包まれた関あじ・関さばについて詳しく調べてみましたので

もっと知りたいという方、お取り寄せしてみたい方はぜひ読んでみてください。

 

関あじ・関さばの故郷、豊後水道とは？

 

大分県内でも屈指の港町、大分市 佐賀関（さがのせき）と、対岸にある愛媛県佐田岬の

間の海域である豊予海峡（通称豊後水道）は、瀬戸内海と大西洋がぶつかり合う、

潮の流れがとても速い場所です。

 

そこは1年中海水温がほぼ一定でプランクトンも豊富という、

魚にとってとても住み心地のいい海なんです。

 

そんな場所でたっぷりエサを食べ、速潮に体を鍛えられた魚たちは、しっかりと引き締まった

美しい身をしています。そんなアジやサバの中でも、以下の特別な条件を満たしたものだけが

関あじ・関さばとして市場に出回ります。

 

ブランド魚としての特別な5つの条件

 

条件1　漁場は、豊後水道の「速吸（はやすい）の瀬戸」

速吸の瀬戸とは、豊後水道の中でも魚の住みかとなる瀬が豊富なエリアです。

上記の通りこの海域で採れるアジやサバは非常に上質な身をしており、速吸の瀬戸で採れた

アジやサバだけが「関」の名を冠することができるのです。

 

また、回遊せず瀬に長い期間留まることで食中毒の原因となる寄生虫「アニサキス」を

取り込む機会が少なくなり、生食に適した魚になるともいわれています。

 

 

条件2　佐賀関漁港の組合員が一本釣りしたもの

上質な身を傷つけないよう、網などは使わずに漁師の方が1匹1匹釣り上げます。

 

 

また、釣り上げたばかりの魚は非常に興奮しており、前日に採った魚と一緒にすると

それらを傷つけてしまう可能性があるため、その日採った魚は専用のいけすに入れるというほど

魚に傷がつかないよう徹底されています。

 

3．エサは疑似餌かゴカイだけ。まきえの禁止

瀬のえさ以外を食べさせないために、まきえではなく漁師さんが魚の皮などで作った疑似餌や

ゴカイなどの一本釣り用のエサを使って釣られます。

 

4．面（つら）買い

面買いとは、いけすに入ったままの魚を水面から見て、おおよその重さを測る

高度な目利きが必要な買い方。

 

生きたままの魚をはかりに乗せると、その上で魚が暴れてせっかくの身が悪くなってしまいます。

そこで、いけすに入ったままでも良い魚を見極めることができるベテランの漁協職員の方が

魚を買い付けるのです。

 

5．佐賀関から出荷されたもので、専用のパウチと証明のタグシール付き

血抜き、神経抜き（魚を仮死状態にする処理）などの出荷処理を終えた魚には、

金の縁取りが入った「関あじ」「関さば」のタグシールが添えられます。

 

このタグシール付きの状態で出荷されたものが晴れてブランド魚 関あじ・関さばとして

認められるのです。

 

 

関あじ・関さばを味わうには？

 

出荷された関あじ・関さばは調理しやすく加工され、大分県内各地の道の駅や、

お土産販売所などで販売されています。

 

さらに大分市の佐賀関、大分市中心部、別府市内の定食屋などでは、刺身や煮つけなどで

気軽に食べることができます。

 

また、遠方にお住いの方は通販でお取り寄せすることも可能ですよ。

 

 

関アジ・関サバを通販で見てみる

 

 

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まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

関アジ関サバとは

豊後水道でとれ、特別な釣り方・処理がほどこされた大分県でしか味わえないアジとサバのこと

でしたね。

 

漁師さんや漁協職員の方々の情熱が込められた大分県のブランド魚。

より深く関アジ関サバを知って頂いたところで

気になった方は、この機会にぜひ食べてみてくださいね。

 

 

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