馬油の効果的なシンプルスキンケア方法

 

昔から愛用されている馬油、

なんと約4000年前から中国では傷の治療薬として活用されていました。

今でもやけどや手荒れの改善など様々な用途に使用されています。

その馬油をスキンケアに取り入れる方法、メリットなどを紹介していきたいと思います。

 

馬油の成分・効果

 

 

 

馬の皮下脂肪からとれる動物性の油脂、それを馬油といいます。

 

主な成分は↓

◦オレイン酸→しわ予防、抗炎症作用、肌を柔らかくする作用など

◦パルミチン酸→ニキビ予防、しわ予防

◦パルミトレイン酸→加齢と共に失われる成分、エイジングケア、コラーゲンの合成を促す作用

◦リノール酸→ビタミンF、ターンオーバーの促進・再生、

◦リノレン酸→細胞膜を強化、弾力のある肌に

 

など、お肌にとても効果的な成分が含まれています。

 

 

また馬油は人の皮脂にとても似ている性質があり、普通のオイルより角質層への浸透力が高く

 

すばやく保湿・保護してくれます。そして皮膚の炎症全般にも効果があり、ニキビや乾燥による

肌荒れ、やけど、虫刺されなどにも効果的です。

 

これらの作用により肌を健康的に、さらに自分の肌の治癒力を高めてくれます。

 

 

 

馬油のスキンケア方法

 

 

馬油は油分なので「蓋をする目的で最後に塗るんでしょう？」と思いがちですが

実は浸透力が高いため、洗顔後一番に使用するのがおすすめです。

 

おすすめな使用方法：洗顔後、少し濡れたお肌に米粒2粒ほどの馬油を使用してみてください。

量は肌の調子で調整してくださいね。

 

馬油が浸透したあとお肌に水分が入るスペースを作ってくれます。

そのあとに塗る化粧水・美容液の浸透も高めるのでお肌の角質層深くまで成分が

行き届きやすくなります。

 

ポイント：気を付けるのは馬油一つだけでスキンケアを終わらせるのではなく

油分・水分両方の補給が大事ですので化粧水や美容液も一緒に使うことです。

 

一緒に使いたいおススメの温泉化粧水

 

ゆーらぼBeppuモイスチャーローション

 

湯あがり本舗別府温泉化粧水

 

 

おすすめの馬油

九州純馬油

 

国産で九州産の馬油を100％使用し、上質なタテガミ油が含まれています。

タテガミ油にはエイジングケア、コラーゲンの合成を促す作用のあるパルミトレイン酸が

多く含まれています。

通常の馬油よりも多くパルミトレイン酸が含まれており、上質で肌なじみの良いのが特徴です。

精製度の高い馬油なので臭いも気になりにくいです。

 

精製度とは？

植物油や馬油には不純物が多く含まれ、その不純物が臭いの元となっていることが多いです。

この不純物を取り除く作業を精製と呼び、この精製作業が多い＝高いほど不純物が少なく

臭いがしにくい油となります。

 

九州純馬油は全成分が馬油、トコフェロール（天然ビタミンE）のみ安心な成分となっています。

 

 

 

その他の活用方

 

馬油洗顔

 

馬油で洗顔できるの？と疑問に思う方も多いいはず

正しい洗顔法で角栓をすっきり除去しましょう。

 

①蒸しタオルで5分程顔を温め、毛穴を開かせます。

②水分をふきとり、馬油を手に取り、摩擦を与えないよう優しくマッサージします。

③しばらくマッサージしたら濡らしたコットンで優しくふきます。

（気になる方は洗顔後、馬油を塗ってください）

④化粧水をで保湿したら終わりです。

 

注意するのは、摩擦、やりすぎです。逆に肌を痛めてしまうかもしれないので、

週に1・2度のケアにしましょう。

 

 

 

ヘアケア

 

頭皮マッサージに

シャンプー前に少量の馬油を手にとり、頭皮になじませます。

指の腹を使って全体にマッサージし10～20分ほど置いたらいつもどおりシャンプーしておわりです。

頭皮に浸透し、保湿させることでフケを防いでくれます。

 

トリートメントとして

お風呂上りのタオルドライした髪に少量を伸ばしてドライヤーします。

乾燥したダメージヘアをなめらかな髪にしてくれます。

 

 

 

火傷の塗り薬として

 

抗炎症作用が強い馬油は、火傷痕や火傷の傷の塗り薬としてもよくつかわれてきました。

火傷した箇所に馬油をたっぷり塗ってラップをするだけで痛みが治まりやすく、

痕になりにくいのでおすすめです。

 

 

妊娠中・赤ちゃんのお肌のケアに

 

妊娠中のデリケートなお肌にも馬油は使用できます。

妊娠線のケアや乾燥しがちな部位にも使えます。

 

乾燥が気になる時期に赤ちゃんにもお使いいただけます。

（はじめは二の腕など試してからお使いください。）

 

 

日々のハンドケア、ボディーケアにも

 

ハンドクリームがわりにも使えるので、少量を小分けにして持ち運ぶのも◎

 

水仕事の前後にも使え、少し油分が多いと感じたら日常使いのハンドクリームと

ブレンドしてもいいですよ。

 

冬場いつものボディーケアでは保湿が足りないときにも＋αすることでお肌がしっとりします。

 

まとめ

 

昔から愛用されている馬油。

赤ちゃんから大人まで幅広い方に使え、全身にも使える、正に万能なスキンケアアイテム。

オールマイティーに使えてスキンケア効果も高いので一つあるととても便利です。

 

日々のスキンケアに国産の馬油を追加してみませんか。

 

 

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