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大分産カボスの特徴
大分県の特産品「カボス」
カボスは、大分県の特産品の柑橘類です。
なんと生産量の98%が大分県で栽培されているといわれています。
県内で古いカボスの木が発見されていることから、大分県が原産ではないかとも言われいるほど古くから大分の地で栽培されてきたようです。
全国的にはカボスはあまり浸透していませんが、関東では主に料亭やレストラン等で使用されていることから、高級なイメージがあるようです。
カボスは、皮、果実、果汁、余すところなくいろんな料理に使用でき、また昔から美容に効果があると言われています。
カボスの特徴
1.カボスの成分
かぼすは、さわやかな風味とまろやかな酸味と香りが特徴です。
ビタミンCをはじめクエン酸・リンゴ酸・グリコール酸等、多くの栄養素を含み、体に必要な栄養のバランスを整えてくれます。
2.カボスの香り
果肉や皮を絞ったときに香る爽やかな柑橘の香りが、カボスの代表的な特徴です。
ほんの少し絞っただけでも感じられる爽快感あふれる香りは、料理はもちろん、ドレッシングなどの加工食品や、石鹸や入浴剤などの雑貨商品にも使用されています。
3.カボスの効果
疲労回復や、血圧の上昇を抑える効果、紫外線によって受ける肌へのストレスにも効果があると言われています。
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カボスの由来
三百年ほど前から竹田や臼杵地方の民家の庭先に栽培されていたものが、ルーツといわれています。
当初は医療目的で栽培が始まったとされていますが、一般家庭では、皮をいぶして「蚊」を追い払うために使用していた事から、「蚊いぶし」→「カブス」→「カボス」と言われるようになったとか。
カボスのよさが認められて、県下各地で本格的な栽培が始まり、県南西部を中心に大分県下一円で栽培され、各地に発信されています。